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DAW使い目線から見るMIDIバイオリンの可能性

 

こんにちは!

盆休みのおかげでいろいろはかどっています佐治です。

 

先日やっとずっと欲しかったBossのloop station rc-3を買いました!

ソロパフォーマンスにはもちろん、色々な練習にも使えるので楽しいです。

遊んでるだけで時間が過ぎて行ってしまいます。ほんと沼。

 

 

これで遊んでいて改めて思ったのが、

 

やっぱMIDIバイオリン欲しい

 

ということです。

 

 

それ何よ?という方はもしご興味あれば僕の以前のブログで

簡単に紹介してみましたので覗いてみてください。

https://ameblo.jp/spoonjazz/entry-12309331773.html

 

 

 

エレキバイオリンの一種ではあるのですが、ある種別物とも言えます。

一番の違いはこれ。

 

 

 

この右下の部分

 

 

おわかりいただけただろうか・・・。

通常のジャックの下に無数の穴が開いたジャックがあることに。

 

 

 

これが通常のエレキバイオリンにはついていない、MIDI出力端子です。

ここにMIDIケーブルをつなぐことでMIDIデータを発信することができます。

駒も特別製で、MIDI入力を受信する部品がついているようです。

 

 

MIDI鍵盤になれない、ピアノが弾けないバイオリニストにとっては

DAW,DTMの救世主となり得るのがこの楽器です。

 

なかなかもどかしいんですよね。

かっこいいリフ思いついたけどMIDI鍵盤だとパッと弾けない!

バイオリンでならリアルタイムでも弾けるのに・・・。

 

そんなDTMerバイオリニストの悩みを解決してくれます。

 

 

 

 

でも僕がこの楽器を推したい理由はもう一点の理由でして、

 

この楽器は非常にライブパフォーマンス性に優れているというところです。

 

 

 

以前の記事にも書きましたが、

この楽器はシンセサイザー的な扱いをすることができます。

これがエレキバイオリンではできないことです。

 

MIDI信号を外部音源に接続すれば、どんな音でも出せます。

ピアノの音もハーモニカの音も、もちろんドラムセットの音も。

 

 

 

 

 

ループマシンとの相性も抜群です。

 

 

 

 

Cubase使い始めてからソフトシンセの扱い方を少し覚えて、

色々な音色が作れるようになってきたときに思ったんですね。

「この音ライブで実際に使えたらなあ・・・。」と。

 

 

後ろでループして鳴っているシンセのリフのようなものだと

DAWと同期して再生しながらやれば出せるといえば出せますが、

 

「ここの主旋律にこのシンセの音入れたい!」という時

自分で弾きたいなあという時ありませんか?

 

 

バンドにシンセの人がいたらお願いすれば済むんですが、ライブでシンセ使う方は役割が多くて曲によってはきっと両手両足使っても足りないということがあるんじゃないでしょうか。

 

 

 

シンセ練習すればよくね?と思われるかもしれませんね。

事実そうだと思いますが・・・笑

 

 

しかし、MIDIバイオリンの特徴として、バイオリン、擦弦楽器としての特性を活かすことができるという点があります。

 

弓を使ったダイナミクスや奏法がシンセに反映することができます。

フレットレスであるという強みも活かせそうですね。

 

どこまでを正確にMIDI信号として読み取ってくれるか、音源がどこまで対応してくれるかがきになるところですね。

 

 

 

Youtubeで探したところけっこう動画が出てきました。

海外ではけっこう使われているみたいですね。

 

 

主流なメーカーがこのCANTINIZETA Violinsのようです。

 

国内でこの二つを輸入販売しているお店がほんのわずかだけあります。

値段はおおよそ35万円以上。ほしー。

 

国内で所有されているバイオリニストの方どれくらいいらっしゃるんでしょうか。

いらっしゃったらどんな感じか教えていただきたいです・・・。

 

 

 

国内メーカーでMIDIバイオリンを制作されて当たり前に出回る世の中を心待ちにしています。

YAMAH〇さん、いかがですか・・・??

 

ここまで出てきてないということはおそらくコストと需要の面で問題があるのでしょう。

Twitterでは同じことを思っているバイオリニストの方々の声をちらほら見かけました。

 

 

 

以上バイオリニストもシンセを使ってみたいという話でした。

自作できないかとジャンク品を物色するのが趣味です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!